ごあいさつ

 チゲ家本舗ホームページにアクセス頂きまして誠に有難うございます。
ここで『チゲ』について、少し説明させて頂きます。

 

 『チゲ』とは韓国語で鍋と言う意味ですが、冬場に限らず、年中食べられている料理です。日々の食卓に上がる料理の一つで、日本的には、具材の多い味噌汁と考えていただいてもいいのかも知れません。
『チゲ』は今から数千年前に大陸(韓国地方)で宮廷料理として産まれた物とされています。古来宮廷では高級料理として持てはやされていましたが、その後、庶民の物となっていったと伝えられています。

 

 チゲのベース素材はコチュジャン(コチジャン)と呼ばれる辛子味噌が主成分の物が多く有りますが、このコチュジャンに含まれる赤唐辛子こそが、体温調節をして、食欲を増し医食同源の元、体調管理に一役かっていた素材で、それだけでは無く冷蔵庫や冷凍庫の無い時代に、食べ物の日持ちをさせる働きもあり、現在まで受け継がれて来た調味料です。

 

 コチュジャンに含まれる赤唐辛子は体に刺激をあたえて体が反応し、体が抵抗する事によって体から出される分泌物が体に良い結果を残すと言う様な本来、不思議な関係の物です。(例:冬場には、汗に含まれる分泌物で乾燥肌を防ぎ体温を上げ、夏は体温を発汗により下げます。)
その結果、体にいい物なので体が必要として、又食べたくなるようになり、俗に言う『ハマル』と言う事になって行くのだと思います。

 

 韓流ブームの中、『チゲ』と言う言葉は日本で一般に広まりましたが、『チゲ』がどういう物か、作り方がうまく解らないと思う方がほとんどではないでしょうか?
もちろん、その通りなのです。『チゲ』は現在では韓国家庭料理で家庭には家庭の味があるので、本来この味が『チゲ』であると言う物は無くキムチも同様、家庭によって味が違うのが普通なのです。

 

 そこで、当社は水で薄めるだけで簡単に『チゲ』が出来る。独自の【チゲ家の万能たれ/万能チゲたれ】を開発したのです。大きな違いはニンニクをほとんど使っていない所にあります。まだまだ、日本ではニンニクの臭いに抵抗を感じる方はたくさんおられますので、必要な方はニンニクを足して頂きたく思います。又、『チゲ』だけではなく、あらゆる料理に対応が可能な万能調味料として仕上げております。例えば、『チゲ家の万能たれ/万能チゲたれ』をそのまま、ソース風に使ってチャーハン、野菜炒め、焼きそば等、炒め物のソースとして手軽にお使い頂けます。ご家庭に常備して頂きますと便利で重宝される物と自負しております。

 

 味は老若男女を問わずご好評頂いておりますが、もっと美味しく食べて頂くにはお買い上げの後、使用後の残りのたれを冷暗所で保管頂きますと熟成し、より一層、まろやかに美味しくなる、品物です。

 

 是非、ご賞味下さい。あなた様とご縁があります事を願います。

 

有限会社チゲ家本舗 代表取締役 中野正治